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abさんごをABCで解説すると? [abさんご]

【A = 娘】【B = 娘の父】【C = 家事係】
略記号(数字は年齢)で一気に〈abさんご〉を解説します!

・昔々、Aは三階建ての屋敷でBと大勢の手伝いに囲まれ暮らしていた。
・A(4)で他界した母の記憶はほとんどない。
・朝食はAB一緒に、夜は枕辺でBがこもりうたでAを眠らせるのが習慣。
・戦禍を避けるため、A(5)とB(43)は海辺の小さな家へ越す。
・10年後のA(15)の時、C(27)が住込で雇われABCの疑似家族暮らしが始まる。
・2年後、偶然A(17)の現場目撃でC(29)の家出は未遂となる。
・家に留まったC(29)によって序々にABの関係性が崩されていく。
・家庭内に、B(54) > C(29) > A(17)の序列が生じ始める。
・BはCに家計を預けることにし、Cが財布を取り仕切ることになる。
・C(29)の助言で、A(17)に受験準備用の部屋が用意されB(55)と寝間が別となる。
・毎夏蚊帳で一緒に寝るABだが、それを妬んだCによって蚊帳は処分される。
・C(29)の勧めでB(55)は一月ほど仕事で渡欧することにする。
・その見送りの時にCはBと手をつなぐ。
・CはAにBを好きになったと告げる。
・CがBに借家を購入するよう勧める。Aは反対できず賛成する。
・Cの雑な家事で家が汚れ傷み、Aはますます家もCも嫌悪する。
・A(22)は就職を機に家を出る。
・その後Aは家には戻らずAの生活は困窮するが、Bはそれを知らない。
・C(44)の頼みで、A(32)はB(70)へCとの婚姻を勧める手紙を出す。
・B(70)はC(44)を後妻とする。
・10年後、B(80)は結核で入院、誤嚥が原因で衰弱する。
・嵐の夜の病室、見舞いのA(42)はB(80)と二人で過ごし昔を回想する。
・その14年後、A(56)はCがいなければ違ったはずのBとの暮らしを夢想する。


abさんごのあらすじを読む
・資料館:How old are they?
・資料館:呼び名七変化~主人公の父編主人公編家事係編
・コラム:この暗澹たる気分!(笑)
・コラム:父の形見
・コラム:やわらかい檻のせつなさ!
・コラム:abさんごの謎〜父と子の年齢差は?〜
・コラム:abさんごの謎〜家事係はなぜ家を出ようとしたのか?〜
・コラム:abさんご〈受像者〉とジェネシス〈月影の騎士〉の夢
・コラム:ことばでとらえたいものをとらえたい
・コラム:abさんごのタイトルの意味とは?

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